山中竹春さんについて、「そもそも何者なの?」と経歴や家族に関心が集まっています。
元大学教授という異色の経歴を持つ一方、2026年には職員への言動をめぐる第三者調査で重大なパワハラ行為があったと認定され、8月28日には辞職する意向を表明しました。
今回は、山中竹春さんは何者なのか、父・母・妻や子供など家族構成、経歴や学歴、パワハラ内容について紹介します。
山中竹春は何者?
山中竹春さんは、医療統計やデータサイエンスの研究者から政治家に転身し、横浜市長を務めてきた人物です。
プロフィールをまとめると次のとおりです。
- 名前:山中竹春
- 読み方:やまなか たけはる
- 生年月日:1972年9月27日
- 年齢:53歳(2026年8月現在)
- 出身:埼玉県秩父市
- 職業:政治家、元大学教授
- 専門:医療統計・データサイエンス
- 学位:博士(理学)
- 家族:妻、長男、猫2匹
山中さんは、早稲田大学で経済学と数学を学んだ後、九州大学医学部附属病院やアメリカ国立衛生研究所、国立がん研究センターなどで研究に携わってきました。
その後は横浜市立大学の医学部教授や特命副学長、大学院データサイエンス研究科長などを歴任しています。
2021年に研究者から政治の世界へ入り、横浜市長選挙で初当選。
2025年の市長選でも再選され、2期目の市政運営に入っていました。
しかし2026年に職員へのパワハラ問題が表面化し、第三者調査で複数の行為がパワハラと認定されました。
一度は続投する姿勢を示していましたが、8月28日に辞職する意向を表明しています。
医学部教授だがデータサイエンスの専門家
山中さんの経歴を見ると「横浜市立大学医学部教授」という肩書きがあるため、医師だったのではと思う人もいるかもしれません。
しかし、山中さんが大学で専門としてきたのは、数学や統計学を医療分野に活用する臨床統計学やデータサイエンスです。
早稲田大学理工学部数学科や大学院で数学を学び、取得している博士号も「博士(理学)」です。
病気の治療効果や医療データなどを統計的に分析し、数字やデータから課題を明らかにしていく研究者としてキャリアを積んできました。
横浜市立大学では、医学部だけでなく大学院データサイエンス研究科の研究科長も務めています。
研究者時代の経験は、その後のデータを活用した市政運営にもつながっていました。
山中竹春の父・母・妻や子供など家族構成
山中竹春さんは結婚しており、公式プロフィールでは妻と長男がいることを公表しています。
分かっている家族関係をまとめると、次のようになります。
- 父親:山中通康さん
- 母親:詳しい情報は公表されていない
- 妻:あり
- 子供:長男がいる
- ペット:猫2匹
妻や長男は一般人のため、詳しい個人情報はほとんど公表されていません。
父親は山中通康さん
山中竹春さんの父親は、山中通康さんです。
山中通康さんは2022年8月19日、がんのため83歳で亡くなっています。
当時の報道では、葬儀は近親者で営まれたと伝えられました。
父親の職業や詳しい経歴については公表されていません。
山中さん自身は埼玉県秩父市で育っており、高校へ進学するまで地元で生活していました。
母親はどんな人?
山中竹春さんの母親については、氏名や年齢、職業など詳しい情報は公表されていません。
父親については訃報によって氏名などが明らかになっていますが、母親について確認できる公的なプロフィールはほとんどありません。
山中さん本人が政治家であっても、両親は一般人です。
母親については、現在も詳しい情報は公表されていません。
妻はどんな人?
山中竹春さんは結婚しています。
本人の公式プロフィールにも、家族として「妻」と記載されています。
一方、妻の氏名や年齢、職業、学歴などについては、公式プロフィールでは公表されていません。
夫婦がいつ結婚したのか、どこで出会ったのかなど、馴れ初めについても確かな情報は明らかになっていません。
山中さんは研究者時代に九州やアメリカなどでも活動し、その後は横浜市立大学教授、横浜市長へとキャリアを重ねています。
長年にわたる研究活動や政治活動の中で、妻をはじめとした家族も生活を共にしてきたことになります。
子供は長男がいる
山中竹春さんの公式プロフィールには、家族として「長男」と記載されています。
そのため、息子がいることは本人が公表している情報です。
ただし、長男の名前や年齢、顔画像、学校などは明らかにされていません。
山中さんは2025年の子育てに関する対談で、自身の子供が幼かった頃、夫婦ともに土日に予定が入り、子供の預け先に困ったことがあったとも語っています。
自身にも子育て経験があり、横浜市政でも子育て支援を重要な分野の一つに位置付けてきました。
猫2匹も家族
山中さんの公式プロフィールには、妻と長男に加えて猫2匹も家族として紹介されています。
2匹は親子だということです。
また、趣味や特技として、そば・うどんの食べ歩き、ジョギング、スポーツ観戦、高校野球、プログラミングなども挙げています。
大学教授や横浜市長という肩書きとは少し違った、プライベートでの一面もうかがえます。
山中竹春の経歴
山中竹春さんは、医療・がん研究に関係する研究機関を中心にキャリアを積んできました。
主な経歴は次のとおりです。
- 2000年~2004年:九州大学医学部附属病院 文部教官助手
- 2002年~2004年:アメリカ国立衛生研究所 研究員
- 2004年~2005年:先端医療振興財団 研究員
- 2006年~2012年:国立病院機構九州がんセンター 室長などを歴任
- 2012年~2014年:国立がん研究センター 部長などを歴任
- 2014年~2021年:横浜市立大学 特命副学長・医学部教授・大学院データサイエンス研究科長などを歴任
- 2021年8月:第33代横浜市長に就任
- 2025年8月:横浜市長選で再選し2期目に就任
- 2026年8月28日:パワハラ問題を受けて辞職の意向を表明
アメリカ国立衛生研究所でも研究
山中さんは2002年から2004年まで、アメリカ国立衛生研究所で研究員を務めています。
その後、日本へ戻り、九州がんセンターや国立がん研究センターなどで研究活動を続けました。
がん治療などで得られる大量のデータを統計的に解析し、治療効果や医療の課題を明らかにする分野で経験を積んでいます。
横浜市立大学の教授や特命副学長を歴任
2014年からは横浜市立大学に移り、医学部教授を務めました。
その後、特命副学長や大学院データサイエンス研究科長など、大学運営にも関わる重要な役職を歴任しています。
横浜市消防局との共同研究では、過去の救急搬送データなどを使い、将来の救急車の出場件数を予測する研究にも携わりました。
医療分野だけに限らず、データサイエンスを社会課題の解決に活用する研究を進めていたことが分かります。
2021年に横浜市長へ転身
研究者として活動していた山中さんが政治家へ転身したのは2021年です。
同年の横浜市長選挙に立候補し、初当選しました。
大学教授から人口約370万人を抱える横浜市のトップへと、大きく立場を変えることになります。
2025年の横浜市長選挙でも再選され、2期目の市政運営に入っていました。
しかし、その約1年後となる2026年8月、パワハラ問題の責任を取る形で辞職する意向を表明しています。
山中竹春の学歴
山中竹春さんは、早稲田大学で経済学と数学という異なる分野を学んでいます。
学歴は次のとおりです。
- 1991年:早稲田大学本庄高等学院 卒業
- 1996年:早稲田大学政治経済学部経済学科 卒業
- 1998年:早稲田大学理工学部数学科 卒業
- 2000年:早稲田大学大学院理工学研究科 修了
- 2003年:博士(理学)取得
早稲田大学政治経済学部から数学科へ
山中さんは早稲田大学本庄高等学院から早稲田大学政治経済学部経済学科へ進学しました。
政治経済学部を卒業した後は、同じ早稲田大学の理工学部数学科へ学士入学しています。
文系の経済学から理系の数学へ進んだ、特徴的な学歴です。
その後は大学院理工学研究科へ進み、2003年には博士(理学)を取得しました。
数学や統計学を学んだことが、後に医療データや臨床試験を分析する研究者としてのキャリアにつながっていきました。
山中竹春のパワハラ内容は?
山中竹春さんをめぐっては、2026年1月に当時の横浜市総務局人事部長だった久保田淳氏が、山中さんの言動について実名で告発しました。
その後、弁護士らによる第三者調査が行われ、2026年7月30日に調査報告書が公表されています。
報告書では、職員の尊厳を深く傷つけ、職場環境を悪化させる重大なパワハラ行為があったと認定されました。
怒鳴る・書類を投げる
調査では、山中さんが職員に対して怒鳴る行為や、書類を投げる行為が確認されています。
一方、告発された特定の場面で「机を叩いた」とする部分については、事実の存否までは認定できませんでした。
告発内容のすべてがそのまま認定されたわけではなく、証言や資料を基に一つずつ調査されています。
「切腹」と発言
2023年6月、市長公舎での昼食会の待ち時間に、アフリカ開発会議の誘致をめぐり「誘致できなければ切腹」という趣旨の発言をしたことも認定されました。
第三者調査では、市長という優位な立場からこうした発言をすることが、職員に与える心理的な影響についても問題視されています。
銃で撃つような動作
山中さんが手を拳銃に見立て、相手を撃つような動作をしたことについても調査されています。
元人事部長との会話の中で、裏切った場合を示すような言葉とともに、銃撃するような仕草をした事実が認定されました。
職員への侮辱的な発言
第三者調査では、職員や幹部について不適切な呼び方や発言をしていたことも確認されています。
- 「ポンコツ」
- 「ダチョウ」
- 「人間のクズ」
- 「スペックが低い」
- 「頭が悪い」
- 「おばさん」
山中さん自身も2026年1月の会見で、「バカ」「ポンコツ」「クズ」「スペックが低い」「ダチョウ」といった行き過ぎた表現を使ったことを認めています。
第三者調査では、こうした言葉だけでなく、複数の不適切な言動が日常的、継続的に行われていたことも重く受け止められています。
深夜や休日の業務連絡
緊急性のない業務連絡を、平日の夜間や深夜、土日祝日にも頻繁に行っていたことも認定されています。
市長から直接連絡を受ける職員にとっては、勤務時間外であっても対応せざるを得ない状況になります。
第三者調査では、市長と職員という立場の違いも踏まえ、職場環境への影響が評価されています。
市長室への出入りを制限
職員が市長室で直接説明できなくなる、いわゆる「出禁」と呼ばれる扱いについても調査されました。
実際に、市長室への対面説明を認めず、書面でのやり取りなどに制限したケースがあったことが認定されています。
職員の配置を考える際にも、市長室へ入れるかどうかが人事に影響していたとの証言があり、組織運営への影響も指摘されました。
人事権を背景にした職員への圧力
第三者調査では、人事異動をめぐる山中さんの言動についても厳しい評価が示されています。
職員を「飛ばす」といった趣旨の言葉や、「粛清」という表現など、人事異動への恐怖を与えるような発言が確認されました。
調査に応じた職員からは、市長の意に沿わない対応をすると異動させられるのではないかと不安を感じていたとの証言も寄せられています。
第三者調査では、人事権を背景に職員を心理的に支配する行為について、パワハラに該当すると判断しました。
山中竹春はパワハラ問題で辞職を表明
山中竹春さんは、第三者調査報告書で認定された事実を受け入れ、職員や市民に謝罪しました。
2026年8月13日と14日には、横浜市会総務委員会で山中さんへの質疑が行われています。
この時点では、自身の言動を改めて信頼回復に努めるとして、市長職を続ける考えを示していました。
しかし8月14日、自民党、公明党、立憲民主党の主要3会派が共同で山中さんに辞職を申し入れます。
さらに市議会最大会派の自民党市議団は、山中さんが辞意を示さなければ9月の市議会で不信任決議案を提出する方針を固めました。
支援者からも責任を問う厳しい声が上がる中、山中さんは8月28日に開かれた後援会の会合で辞職する意向を表明。
パワハラ問題の責任を取り「身を引く」という考えを支援者に伝えました。
一度は続投する姿勢を示していましたが、市議会や支援者から厳しい意見が相次ぐ中で、辞職へと判断を変えることになりました。
まとめ
今回は、山中竹春さんは何者なのか、父・母・妻や子供など家族構成、経歴や学歴、パワハラ内容について紹介しました。
- 医療統計やデータサイエンスを専門としてきた研究者
- 横浜市立大学医学部教授や特命副学長などを歴任
- 2021年に横浜市長へ転身し2025年に再選
- 父親は山中通康さん
- 父親は2022年にがんのため83歳で死去
- 母親の詳しいプロフィールは公表されていない
- 妻と長男がいることを公式プロフィールで公表
- 猫2匹も家族として紹介されている
- 早稲田大学で経済学と数学を学んだ
- 博士(理学)を取得している
- 2026年7月に第三者調査で重大なパワハラ行為があったと認定
- 2026年8月28日に辞職する意向を表明
山中さんは、大学教授などを務めたデータサイエンスの専門家から横浜市長へ転身した異色の経歴を持っています。
一方、2026年には職員への言動や人事権をめぐる問題について、第三者調査で重大なパワハラ行為があったと認定されました。
当初は市長を続けて信頼回復を目指す考えを示していましたが、市議会や支援者から辞職を求める声が強まり、8月28日に辞職する意向を表明しています。

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